kiyoshi-sawano’s blog

沢野清です。 趣味はラクガキです。コントーション(軟体芸)的なものをよく描いてます。

「コントーション」にまつわるアレコレ(1)

  • 日本語版のウィキペディアに「コント―ション」の項目が無いので、作れないか検討しております。まずは、日本語で書かれた参考資料を探すところから。
  • さしあたり出版数の多い「サーカス」関係の資料にあたることにして、地元の図書館の所蔵状況を検索したところ、主要なもののほとんどが所蔵されていて安堵しました。あと、シルク・ド・ソレイユのパンフを何点か持っているのですが、どこにしまったかなあ・・・。
  • 怪奇大作戦』の第一話は、日本のコントーションの歴史を語る上で外せない、怪盗キングアラジンのTriple fold(後屈して足の間から頭を出すポーズ)が出てくるわけですが、現在バンダイチャンネルで無料で視聴できます(怪奇大作戦 | バンダイチャンネル|初回おためし無料のアニメ配信サービス)。ただし、Triple fold自体はホンモノではない(脚の間から頭が出る動きが、明らかにおかしい)ので歴史的価値しかありませんが。
    ただ当時、キングアラジンのTriple foldに強烈な印象を受けた人って、結構いたと思います。そもそも何でキンギアラジンがあんなポーズを繰り返したのかの理由について作中に一応ヒントが有るのですが、制作者側にコントーション、特にBox actが好きな人がいたとしか思えないんですよね。
  • 「コント―ション」に直接関係のある話ではないのですが、蘆原英了著『サーカス研究』に、明治30年生まれの蘆原氏が子ども時代に、「サーカスでは体を柔らかくするために酢をのまされる。」旨を聞いたエピソードが。「酢を飲むと体が柔らかくなる」という迷信は、明治末か大正時代からあったようで。