コミティアと「コントーション」にまつわるアレコレ(4)

  • 今日は体調が良くなったので、コミティアに行ってきました。私の大好きなモーガンスリーホイラー(自動車)とB6(蒸気機関車)が活躍するマンガの同人誌(前者は磯本つよし氏の、後者は豊洲機関区氏の)が買えて良かった!那辺流氏と八木ナガハル氏の買い逃していた本が買えたのも良し。
  • コミティアの帰りに、地元の図書館でコントーション文献調査。中国雑技に関しては、傅 起鳳氏の『中国芸能史』1冊で概略が分かるのが凄い。しかし同書でもコントーション(「柔術(スーシー)」)の起源については、返って謎が深まるという・・・。芸の起源が「各種の労働の極端に高度化したもの」との説明は、実に納得のいくものですが、ことコントーションに関しては、該当する労働がちょっと見当たらない。どちらかと言うと、幻術(手品)に近い「有り得ないものを見せる」芸なので、私は宗教的な行為が起源ではないかと予想しているのですが。

「コントーション」にまつわるアレコレ(3)

  •  コントーションの文献調査をして思ったのは、芸としての「コントーション」は「曲芸」と言えるのか、ということです。
     サーカスの場合、その演目の大半は、観客をハラハラドキドキさせることに意義があるのに、コントーションの場合、ただ人体の柔らかさを見せるだけでは観客はドキドキはしてくれない。
    そこでバランス系の要素や組体操の要素を加えることが多いわけですが、そうすると「コントーション」と言う名称の演目でなくなってしまうのです。
     日本のサーカス関係の資料を調査して「コントーション」に関する記述が乏しいのは、その辺に理由があるような気がします。

「コントーション」にまつわるアレコレ(2)

  • 今日は「コントーション」関連の文献調査のために、地元の図書館に行ってきました。今回はサーカス関係ではあまり良い資料を見つけられませんでしたが、中国雑技について良い資料が有りました。それには、前漢初期の陶俑(陶器の人形)で、人々の前で、倒立して腰を曲げ足を頭の前に持って来るポーズ(Triple fold)をする演者を模したものの写真が載ってのですよ!前漢初期というと紀元前3世紀頃ですが、今のコントーショニストと変わらないポーズをしていて大変驚きました。
  • Triple foldといえば、最近ツイッターでよく見かける「いいね!とRTを同時に押すキャラ」、私も描いてみました(^▽^;

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「コントーション」にまつわるアレコレ(1)

  • 日本語版のウィキペディアに「コント―ション」の項目が無いので、作れないか検討しております。まずは、日本語で書かれた参考資料を探すところから。
  • さしあたり出版数の多い「サーカス」関係の資料にあたることにして、地元の図書館の所蔵状況を検索したところ、主要なもののほとんどが所蔵されていて安堵しました。あと、シルク・ド・ソレイユのパンフを何点か持っているのですが、どこにしまったかなあ・・・。
  • 怪奇大作戦』の第一話は、日本のコントーションの歴史を語る上で外せない、怪盗キングアラジンのTriple fold(後屈して足の間から頭を出すポーズ)が出てくるわけですが、現在バンダイチャンネルで無料で視聴できます(怪奇大作戦 | バンダイチャンネル|初回おためし無料のアニメ配信サービス)。ただし、Triple fold自体はホンモノではない(脚の間から頭が出る動きが、明らかにおかしい)ので歴史的価値しかありませんが。
    ただ当時、キングアラジンのTriple foldに強烈な印象を受けた人って、結構いたと思います。そもそも何でキンギアラジンがあんなポーズを繰り返したのかの理由について作中に一応ヒントが有るのですが、制作者側にコントーション、特にBox actが好きな人がいたとしか思えないんですよね。
  • 「コント―ション」に直接関係のある話ではないのですが、蘆原英了著『サーカス研究』に、明治30年生まれの蘆原氏が子ども時代に、「サーカスでは体を柔らかくするために酢をのまされる。」旨を聞いたエピソードが。「酢を飲むと体が柔らかくなる」という迷信は、明治末か大正時代からあったようで。

有本欽隆氏

俳優・声優の有本欽隆氏が2月1日にお亡くなりになったそうで。私の場合有本氏と言えば、まず『ONE PIECE 』の白ひげの声でその独特な迫力に衝撃を受け、続いて『PSYCHO-PASS』の征陸執行官(とっつあん)の渋い演技に惚れました。ご冥福をお祈りいたします。

2月2日

  • 2月2日はツインテールの日だそうで、冬コミ本に載せたモノクロ画に着色したものを。 指先から武器的なナニカを生成できる、退魔忍的な娘さんです。

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  • 今日の「ブラタモリ」、福井というか一乗谷がテーマでしたが、エンドクレジットにの「協力」の所に「中西立太」氏の表示が!!中西氏は小林源文氏の師であり2009年に亡くなられているのですが、歴史画でも活躍されていたので、番組で使用されたイラスト(一乗谷の鳥瞰図?)が氏の作品だったのかも。