kiyoshi-sawano’s blog

沢野清です。 趣味はラクガキです。コントーション(軟体芸)的なものをよく描いてます。

単行本いろいろ

『隣のファンタズマ』(かのえゆうし/著 飛鳥新社/発行 E2コミックス)
 「E2」なんて雑誌、見たことないですよ?それはともかく、かのえゆうし氏の新刊とあれば、即買いではあります。
 魔界のプリンセスがお供の吸血鬼や人造人間や狼少女などのお供をつれて人間界へ・・・、ってなんだか最近よくあるモチーフではありますが、とにかく小学生にしか見えない中学生のヒロイン、姫子(本名:エーデルシュテイン)が実にけなげなのがいいですよ。あと給食当番の格好が特に可愛くて良かったです。
○本の住人 第2巻』(Kashmir/著 芳文社/発行)
 おたくのライフスタイルやそれにまつわる物をネタにしたマンガが増加している中、やはりこの作者の場合おたくのダメさ加減を描かせたら右に出るものはいないんじゃないかな〜。
 同じ作者の『百合星人ナオコさん』ほど色々な意味で突き抜けてない本作ではありますが、作者がロリベト好きそうなヤバイ感じはこっちの方が濃厚かも。
『函館妖人無頼帖 ヒメガミ 第1巻』(環望/著 講談社/発行 マガジンZKC)
 もう1巻出た!っと思いましたが、そもそも連載開始時に一挙2話掲載してるんで、早いわけですね。
 絵の上手さは今更言うまでもありませんが、瓢とヒメカ、二人の主人公ともに謎を秘めつつ関係性を築いていく展開も良いです。ところで、これを読んだら、同じ時代を描いた滝沢聖峰氏の劇画『ガンズ&ブレイズ』を読みかえしたくなりましたよ。