kiyoshi-sawano’s blog

沢野清です。 趣味はラクガキです。コントーション(軟体芸)的なものをよく描いてます。

新車入線

 どうも、おひさしぶりです。お久しぶりといえば、1年4ヶ月ぶりくらいでHOの蒸気機関車を買いました。それも2輌も。さすがにブラス(真鍮)の製品ではございません。

1輌は、天賞堂のプラ製9600型の北海道型です。以前天賞堂が真鍮製の北海道型のキューロクを出した時、本気で買おうか悩んだことがあるくらい好きな型で、もちろん予約を入れておりました。
 さすがにブラス程の端正さはありませんが、かなり雰囲気は出ていて実に格好良い外観です。また走りのほうも、極めて静粛で低速も効く上、フライシュマン製の道床付レールで半径44cmのカーブを走らせても、全く問題ありませんでした(ただ、レールの接続は、わずかな隙間もなく正確にされている必要があります)。比較的安価な外国型SLを出している中国のバックマン社が受託製造していることを考えると、40,000円を超えるお値段は「高い」と思わないでもなかったのですが、納得の出来ではあります。


 もう一輌は、フライシュマンのBR18.5です。以前、トリックス製のラインゴルト客車セット(実質は名作の誉れの高いメルクリンの製品のDC化)を購入したものの、長らく適当な牽引機が無い状態だったのですが、ようやくこれでその状態も解消されました。同機は、第1次大戦前のバイエルン王国鉄道時代にはS3/6と呼ばれ、実にエレガントなスタイルと塗色をしていて、私も大好きなのですが(ロコの製品を2輌もってるくらい)、第1次大戦後のドイツ国有鉄道時代のデフ付のタイプは、実はわたくし、あんまり好きではありません。本当はロコ社製の01型を買おうと思っていたのですが、売切だった上、私が信頼するフライシュマンの製品だったことと、ラインゴルトの牽引機といえば、この型の前身でほぼ同一の外観のBR18.4が牽引する姿が一番、というマニアの方達の評価のようなので、思い切って購入しました(天賞堂の9600型よりさらにお値段が高いのです)。
 さすがフライシュマン製、ロコのS3/6のような華奢で取り扱いに神経を使うようなことのない、ガッチリした造りでした。走行時に若干モーター音がしていましたが、走行性能は重さがそこそこあるラインゴルト編成をゆったりと低速で走行させることが出来るトルクを持っており、実に満足の出来るものでした。