いろいろ

騎崎サブゼロ作品集 世縒りゆび (リュウコミックス)

　なんと！騎崎サブゼロ氏の単行本ですよ！！錬金術師見習いの金石樹（かねいしいつき）ちゃんを巡る「イツマデの絵本」「ボロネーゼ」「濁り天窓」「世縒り指」の４作と、独立した東洋風ファンタジー「溺れずの市」からなる短編集ですが、いやー、「世縒り指」をまとめて読める日が来ようとは！！人間関係のドロドロとした所と綺麗な所を適度に織り交ぜながら、独特なファンタジーになっています。絵も魅力的かつ個性的で良いです。樹ちゃんの成長ぶりを今後も見てみたいと切に思います。それにしても、カバー下のイラストで、成長した樹が何故か体にピッチリした衣装を着ているは、私へのご褒美ですが！！（笑）。

呪街(2) (アフタヌーンKC)

荒野に獣　慟哭す（7） (マガジンZKC)

　どちらも、戦闘のシークェンスにこだわりがあって素晴らしいです。また、戦うこと自体がテーマと密接に関連しているのも共通していますね。あと『荒野に・・・』の土方元の凶悪なかっこよさが実にいいです！（脳内吹き替えは、悪役声の山寺宏一氏で！！・・・・ああ！そうすると、薬師丸法山が若本規夫氏の声に聞こえてきた！！なんか意外とあってるかも〜）