仕事帰りに買った『大砲とスタンプ』(著/速水螺旋人)第9巻(最終巻)読了!!
凄い!!本当に凄かった!!戦争スぺクタクルの群像劇として8巻までの様々なエピソードが、冷酷な国家の選択の元に怒涛の如く壮絶かつ苛烈な形で見事に収束していく物語!!!
国家や社会と戦争の関係を描いた点で、坂口尚氏の『石の花』に通じるものが有りながら、娯楽作品として見事に昇華した速水螺旋人氏の力量に、完全に脱帽です。
特に第80話以降の最終決戦、とにかくスゴイ密度で複雑な戦闘過程と登場人物たちのエピソードが組み上げられていて、近年類を見ないマンガになっていると思います。俺は、こういう作品を読みたかったんだ!
実は『ハクメイとミコチ』(著/樫木 祐人)第9巻も同時に買ったたのですが、今日は『大砲とスタンプ』でお腹一杯、明日読むことにします・・・。